アルパカストーブはソロキャンプに向いてる?使い方と注意点を徹底解説

アルパカストーブはソロキャンプ向き?使い方と注意点は? ギア

「ソロキャンプで石油ストーブを使って暖まりたい」

そう思ったときに、よく名前が挙がるのがアルパカストーブです。

ただ、実際に持ち運べるサイズなのか、安全面はどうなのか、不安に感じる人も多いはず。

この記事では、アルパカストーブがソロキャンプに向いているのかどうかを使い勝手や注意点も含めて詳しく解説します。

アルパカストーブとは?

アルパカストーブは、韓国の暖房器具ブランド「ALPACA(アルパカ)」が製造する屋外向けのコンパクトな石油ストーブです。

丸みのあるフォルムと無骨なデザインで、キャンプシーンを中心に人気を集めています。

2020年以降には、日本の安全基準(PSCマーク・JHIA認証)に対応したモデルも登場し、正規品として安心して使えるようになりました。

暖房出力は約3.0kWと高く、真冬でもしっかり暖まれるのが魅力です。

重量は約6.6kgとストーブの中では比較的軽く、持ち運びも現実的。

上部がフラットになっており、やかんや鍋をそのまま置いて調理にも使えます。

電源が不要なため、キャンプだけでなく災害時の暖房器具として備える人も増えています。

ぬくぬくと暖をとりたい冬のソロキャンパーにとって、頼れる存在といえるでしょう。

アルパカストーブの注意点やデメリット

アルパカストーブは暖かさや使い勝手の面で優れていますが、使い方を誤るとリスクも伴います。

特にソロキャンプではすべて自分で管理することになるため、以下の点には十分注意が必要です。

重量があるため徒歩キャンプには不向き

本体は重く、さらに灯油タンクも合わせて持ち運ぶ必要があります。

そのため、車での移動が前提です。

徒歩やバイクでのキャンプでは、かなりの負担になるでしょう。

灯油の運搬と管理に注意が必要

燃料である灯油を持っていくには、専用の携行缶やジョウゴなどの準備が欠かせません。

しっかり密閉しないと移動中にこぼれる可能性があり、においが残ってしまうこともあります。

運搬時の取り扱いは慎重に行いましょう。

一酸化炭素中毒のリスク

アルパカストーブはあくまで「屋外専用」です。

テント内で使う際は完全に自己責任となり、万が一に備えて以下の対策が不可欠です。

  • 換気口や窓を開けて、常に空気を入れ替える
  • 一酸化炭素チェッカーを使用して状態を確認する
  • 寝る前には必ず火を消す(就寝中の使用はNG)

命に関わるリスクがあるため、安全対策は徹底してください。

においやススが気になることも

灯油ストーブ特有のにおいやススは、使用環境によっては気になることがあります。

密閉空間で使ったり、衣類や寝具ににおいがつくのを気にする人には不向きかもしれません。

おすすめのアルパカストーブ4選【ソロキャンプ向け】

ここでは、ソロキャンプでも扱いやすく、仕様の違いも比較しやすい4つのモデルを厳選して紹介します。

アルパカプラス(TS-77JS-C)

日本正規品として展開されている現行モデルです。

対震自動消火装置や、一酸化炭素排出基準への対応など、安全性が強化されています。

サイドのブランドロゴやカラーバリエーション、持ち運びやすい取っ手もあり、機能性とデザインの両立が魅力です。

ソロキャンプで初めて石油ストーブを使う人にも、安心しておすすめできるモデルです。

暖房出力約3.0kW
燃焼時間約10時間
重量約6.6kg
価格帯2.5〜3.2万円前後

アルパカストーブ(旧モデル TS-77A)

アルパカプラス(TS-77JS-C)の旧型にあたるモデルです。

価格は控えめながら、暖房出力や燃焼時間は現行モデルとほぼ同等で、実用性の高さが特徴です。

ただし、日本国内の安全基準(PSCマーク・JHIA認証)は取得していないためテント内での使用は避け、屋外での利用を前提としたいモデルです。

暖房出力約3.0kW
燃焼時間約10時間
重量約6.6kg
価格帯1.8〜2.3万円前後

3. アルパカストーブ コンパクトモデル(限定流通)

一部のショップでのみ取り扱われている、小型タイプのアルパカストーブです。

燃料タンクや燃焼時間はやや短めですが、その分軽量で、持ち運びやすさを重視するソロキャンパーに人気があります。

「サイズも火力もソロにはちょうどいい」と感じる人が多く、車移動メインで荷物をできるだけ減らしたい人に向いています。

暖房出力約2.6〜2.8kW
燃焼時間約8〜9時間
重量約5.8kg前後
価格帯2.2〜2.8万円前後

4. アルパカストーブ カスタムペイント仕様(セレクトショップ限定)

アルパカプラス(TS-77JS-C)をベースに、ミリタリーテイストやサンドカラー、黒マットなどの特別な外装を施した限定モデルです。

機能やスペックは正規品と同じですが、外観にこだわりたいキャンパーから高い支持を集めています。

ソロキャンプの雰囲気を大切にしたい人にとっては、見た目の満足感も含めて“選ぶ価値あり”な一台です。

数量限定のモデルも多いため、気になるカラーを見つけたら早めにチェックするのがおすすめです。

暖房出力約3.0kW(TS-77JS-Cと同等)
燃焼時間約10時間
重量約6.6kg
価格帯3.3〜4万円前後(カスタム代含む)

おすすめの使い方・組み合わせ「アルパカストーブ×○○」

アルパカストーブは“暖を取る”だけで終わらせるには惜しいギアです。

調理やレイアウト、防寒装備との組み合わせしだいで、冬のソロキャンプをさらに快適にしてくれます。

ここでは、ソロキャンプで取り入れやすい実践的な活用アイデアを紹介します。

ロースタイルレイアウトに組み込む

アルパカストーブは高さ約40cmと低めなので、ロースタイルのテーブルやチェアと相性が抜群です。

地面に近い位置から暖かさが伝わりやすく、足元の冷えもやわらぎます。

少ない燃料でも効率よく暖を取れるのが魅力です。

スカート付きテントと組み合わせて暖気を閉じ込める

スカート付きテントを使えば、地面からの冷気を遮断し、アルパカストーブの暖気を内側に保ちやすくなります。

煙突がないテントでも、適度なベンチレーションがあれば安全性を確保しながら使用できます。

やかん・鍋・ホットサンドメーカーで火の上調理

アルパカストーブの天板はフラットで、鍋ややかんをそのまま置いて調理が可能です。

お湯を沸かしながら室内を暖められる“一台二役”の活用法として人気です。

アルミ鍋やホットサンドメーカーを使えば、簡単なキャンプ飯も楽しめます。

シェルター+ストーブで“おこもり空間”を作る

インナーテントを省き、シェルター内にストーブ・コット・ブランケットを組み合わせるとまるで小さな小屋のような空間が完成します。

寒い時期でも外に出ずに快適に過ごせる「おこもりキャンプ」は、ソロならではの自由なスタイルを楽しみたい人にぴったりです。

まとめ

アルパカストーブは、ソロキャンプでもしっかり使える高火力でコンパクトな石油ストーブです。

電源不要で調理にも使え、炎のゆらぎが空間にあたたかみを添えてくれます。

ただし、灯油の取り扱いや一酸化炭素中毒のリスクといった注意点もあります。

特にテント内での使用には細心の注意が必要で、換気やCOチェッカーの導入は必須です。

車移動で荷物に余裕があり、安全管理を徹底できる人には、冬のキャンプをもっと快適にしてくれる頼れる存在になるでしょう。