コールマンのランタンは、キャンプの夜にしっくり馴染む存在です。
手にしたときの安心感、焚き火とは違う柔らかな光、そして長く使えるタフさ。
そのバランスの良さから、昔から今まで多くのキャンパーに選ばれてきました。
ただ、ガソリン・ガス・LEDと種類が豊富なだけに、初心者キャンパーにとっては、何に注目して選べばよいか迷うことでしょう。
今回は、一人でのキャンプにちょうどいい明るさと取り回しのしやすさを備えた、コールマンのおすすめランタンを7つに絞って紹介します。
コールマンのランタンは主に3タイプ
LEDランタン(電池式・充電式)
火を使わず、誰でも安全に扱えるLEDランタンは、近年特に人気。点灯時間が長く、テント内でも安心して使えるのが魅力です。
USB充電と乾電池の両方に対応したタイプなら災害時にも活躍します。
- クアッドマルチパネルランタン
- バッテリーガードLEDランタンシリーズ
2. ガスランタン(LPガス缶タイプ)
アウトドアらしい雰囲気を楽しみたい人に人気なのがガスランタン。
マントルを使った柔らかく揺れる光は、焚き火に似た癒しの空間をつくります。
ガス缶1本で長く使え、点火もスイッチ式なら簡単です。
- ルミエールランタン(コンパクトで雰囲気抜群)
- 2500ノーススターLPガスランタン(高照度モデル)
3. ガソリンランタン(ホワイトガソリン)
昔ながらのキャンパーに愛されてきたガソリンランタン。
プレヒートやポンピングといった操作は必要ですが、そのぶん明るく風にも強いのが特徴です。
燃料コストを抑えたい人や、冬場のキャンプにも向いています。
- 286A ワンマントルランタン
- ノーススター2000
ソロキャンプにおすすめのコールマンランタン7選
ルミエールランタン(ガス)
コールマンのランタンの中でも、雰囲気を楽しみたい人に人気のモデル。
ガス缶に直接取り付けて使うシンプルな構造で、キャンドルのような柔らかい炎が静かな夜にぴったりです。
明るさは控えめなので、メインランタンというよりも、食事や焚き火のそばに置く補助的なライトとして活躍します。
| 燃料タイプ | ガス |
| 明るさ | キャンドル相当 |
| 点火方法 | ライター使用 |
| 想定シーン | テーブルランタン、焚き火中の照明に最適 |
クアッドマルチパネルランタン(LED)
ソロでもファミリーでも使いやすい分離型のLEDランタン。
4枚のLEDパネルを取り外して、テント内やトイレ移動にも使える万能モデルです。
1台で全体照明と携帯ライトを兼ねられるため、夜の行動をコンパクトにまとめたいソロキャンパーにぴったり。
USB充電も可能で、防災用品として備えておくのもおすすめです。
| 燃料タイプ | 電池(単一×4本)+USB充電対応 |
| 明るさ | 約800ルーメン(全点灯時) |
| 点火方法 | スイッチ式 |
| 想定シーン | メイン照明と携帯ライトをまとめたいとき |
バッテリーガードLEDランタン600
ソロで使うなら、これくらいのサイズがちょうどいい。コンパクトで丈夫、価格も手頃なLEDランタンです。
電池を入れたままでも劣化しにくい「バッテリーガード機能」が備わっていて、非常時にも安心して使えます。
明るさの調整がしやすく、テーブル照明やテント内の明かりとしても活躍します。
| 燃料タイプ | 電池(単1×3本) |
| 明るさ | 最大600ルーメン |
| 点火方法 | スイッチ式 |
| 想定シーン | テーブル照明やテント内の明かりに最適 |
4. フリースタイルマルチランタン(LED)
吊るす・置く・持ち歩くなど、状況に応じて自由に使える多機能LEDランタンです。
USB充電と乾電池のハイブリッド式で、ソロキャンプにも取り入れやすい仕様です。
コンパクトな本体から全方向を照らすことができ、メインランタンとしても十分な明るさを確保できます。
| 燃料タイプ | USB充電+乾電池 |
| 明るさ | 最大400ルーメン |
| 点火方法 | スイッチ式 |
| 想定シーン | テント内や移動中の補助灯に最適 |
5. 2500ノーススターLPガスランタン(ガス)
「とにかく明るい」コールマンを象徴する定番モデルです。
広い範囲をしっかり照らせるため、周囲の状況を把握しやすく冬のキャンプでも安心感があります。
燃焼音と迫力のある光量は、ガスランタンならではの魅力です。
| 燃料タイプ | LPガス(OD缶) |
| 明るさ | 約320キャンドルパワー相当 |
| 点火方法 | 自動点火式 |
| 想定シーン | 明るさ重視・冬キャンプにもおすすめ |
6. 286A ワンマントルランタン(ホワイトガソリン)
使い込むほどに愛着が増す、昔ながらのガソリン式ランタンです。
プレヒートやポンピングなどの手間はありますが、そのぶん長時間使えるタフな構造が魅力です。
静かな夜に火を灯すひとときを楽しみたい人にぴったりの一台です。
| 燃料タイプ | ホワイトガソリン |
| 明るさ | 約190キャンドルパワー |
| 点火方法 | ライター使用(要ポンピング) |
| 想定シーン | じっくり火を育てたい静かな夜に |
7. コールマン CPX 6 パーソナルLEDランタン
片手で持てる軽さと、ちょうどよい明るさが魅力のモデルです。
専用のCPX充電池に対応しており、繰り返し使えるのも嬉しいポイントです。
光が柔らかく、テント内でも眩しくなりすぎずに使えます。
| 燃料タイプ | 単D電池×4本 or CPX充電池 |
| 明るさ | 約100〜200ルーメン |
| 点火方法 | スイッチ式 |
| 想定シーン | テント内で落ち着いた時間を過ごしたいとき |
選び方のコツ!ソロキャンプにちょうどいいランタンとは?
コールマンのランタンは魅力的なモデルが多いですが、ソロキャンプで選ぶなら以下のポイントを押さえておくとよいでしょう。
テーブル用・サイト用を分ける
ソロキャンプでは、「食事や手元の照明」と「サイト全体の明かり」を分けて考えておくと便利です。
1台で両方こなせるモデルもありますが、ルミエールのように光量控えめで雰囲気を重視したものは、サブのランタンとして使うと本領を発揮します。
LEDはUSB充電+乾電池の併用タイプが安心
LEDランタンを選ぶなら、USB充電と乾電池の両方に対応したモデルが心強いです。
万が一バッテリーが切れても、乾電池に切り替えればそのまま使えます。
LEDは熱を持ちにくいため、テント内や寝る前にも使いやすく、季節を問わず活躍します。
ガスランタンは雰囲気と明るさのバランスが良い
「炎の揺らぎ」や「本物の火の温もり」を感じたい人には、ガスランタンが合っています。
中でもルミエールのような小型タイプはソロにも扱いやすく、雰囲気づくりにひと役買ってくれます。
ガス缶は持ち運びやすく、他のギアとも組み合わせやすい点も魅力です。
ガソリンランタンは使う過程も楽しみたい人向け
プレヒートやポンピング、マントル交換といった準備が必要なガソリンランタンは、手間も含めて楽しみたい人にぴったりです。
長時間の使用にも向いていて、燃費が良く、冬場でもしっかり明かりを確保できます。
手をかけることが好きな人には、一生モノの相棒になるはずです。
まとめ
ランタンはキャンプにおける必需品です。
特にコールマン製品は使いやすさと雰囲気、信頼性のバランスに優れており、どのタイプも長期間使用できる耐久性を備えています。
キャンプスタイルや用途に応じて、手軽なLEDタイプ、雰囲気のあるガスタイプ、本格的なガソリンタイプから選べるのがコールマンの魅力です。
お気に入りのランタンを見つけて、次回のキャンプでぜひ活用してみてください。


